この音とまれ! 第5巻 ネタバレ感想 滝浪「全国なんて到底無理だな」お前に言われたくねーっつーの(怒)

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この巻のお話

前回、姫坂女学院と明陵との合同勉強会に出席した、時瀬高校筝曲部の面々。
意気揚々と乗り込んだものの、前年度王者・姫坂との圧倒的な実力差に唖然とさせられる。
それはまさしく、甲子園常連チームと万年一回戦敗退チームとの差。
「差があるんなら追いつけばいい」
と、チカやサネたちは強がり(?)ますが、部長の武蔵には、そう簡単にはいかないようで……。
「追いつくって、一体どうやって?」
と、真剣に悩んでしまいます。
また、間の悪い事に明陵に通っている昔のクラスメイトとバッタリ。箏を弾いていることを茶化されてしまいます。
武蔵の旧友に突っかかるチカですが、武蔵に止められてしまいます。
「なんで箏やってることを笑われて黙ってるんだよ」
と怒るチカ。
しかし、武蔵は「久遠くんにはわからないよ」とチカを突き放すようなことを言ってしまいます。
それからは、武蔵とチカの間には、気まずい空気が流れてしまいます……。

「自分のいいたいことは、きちんと言え」
というチカに対して
「言っても分からないよ」
と言う態度をとるチカ。
チカと武蔵の心はどんどん離れていってしまいます。
それに加えて、姫坂と時瀬の圧倒的な実力差。
これをどうやって埋めていくのか、という課題もあります。
一生懸命練習メニューを考える武蔵ですが、一向に捗りません。

厳しい現実に、追い込まれていく武蔵ですが……。

感想

この巻では姫坂と明陵との合同勉強会から、筝曲部が改めて全国を目指す決心をしてから、夏合宿までが描かれています。
圧倒的な強さを誇る姫坂。
そしてそれに絶望する武蔵。
まぁ前年度神奈川王者っていうのは伊達じゃあありませんな。
傲岸不遜が服を着て歩いているような≪あの≫さとわですら引いてましたものね。「高校の筝曲部ってこんなにレベル高いの? ちょっと私の考えが甘かったかも……」って。

うーん。
武蔵たちも武蔵たちで、ある程度の努力はしていたと思うんですよ。
でも敵(=姫坂)は敵でそれ以上の努力をしていたというね……。
その絶望たるや……ってカンジですね。

普通の少年漫画とかだったら、それ以上の努力をして乗り越えるっていうストーリーになるんですけど、この漫画は違います。
ミーティングの際、武蔵は言い放ちます。
「あのさ、全国に行くのは無理だと思うんだ」
って、言っちゃったー。

自分たちの実力を知ったうえで、実現可能性(全国大会へ行く)を探るっていうのは、少年漫画としては珍しい部類に入るのではないかと思います。
丁度、本誌(ジャンプスクエア)では、その全国への切符をかけて、予選の真っ最中ですね。
時瀬は全国へ行くことができるのでしょうか。

ちなみに、顧問の滝浪が武蔵に「お前、本当に全国へ行きたいのか?」なんて言ってますけど、武蔵にしたら「お前が言うな」って言いたいですよね。
何今までグータラしとったくせに、タイミングよく出てきて、それっぽいこと言うとんねんと。
確かに滝浪のいう事も分かりますけれどもね。
まぁどんな名セリフも言う人によって、全く受ける印象が違うっていういい見本ですわな。

スラムダンクの「諦めたらそこで試合終了だよ」というセリフも安西先生が言うから説得力があるのであって、豊玉の監督(名前忘れた)が言っても「なに言うとんねんこいつ」ってなりますよね。

来る関東邦楽祭に向け、夏合宿に入った筝曲部。
三バカの一人、コータの様子が変です。
実はコータは、筝曲部の中では、人より少し音感がずれてます。
練習中は、妃呂やさとわから散々に指摘されてきましたが、合宿中もかなりシゴかれてしまいます。
今まではヘコたれてこなかったコータですが、チカが苦手な小節をあっさりと弾けるようになったのを見てしまい、才能の差を感じてしまいます。
そして初日の夜、コータがいないことに気付いたサネ。
どうやらコータは脱走したようです……。

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