バトルロワイアル 高見広春:著 感想

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どうもおひさしぶりです。管理人です。

今日、紹介するのは、小説『バトルロワイアル』です。

内容の過激さゆえに、社会問題化したため、タイトルだけは知っているという方もおられるのではないでしょうか?

本作を映画化する際、国会で質疑の対象になったとか。

うーん、すごいですねぇ。

では早速ストーリーに行ってみたいと思います。

【ストーリー】

東洋のどこかにある、日本とそっくりの国、大東亜共和国。

そこで行われている国家政策・戦闘実験第六十八番プログラム。通称『プログラム』

それは毎年、全国の中学三年生のクラスから、任意に数クラスを選び出し、

最後の一人になるまでお互いを殺し合わせるというもの。

城岩中学三年B組の七原秋也は、修学旅行の最中に催眠ガスによってバスごと誘拐される。

気が付いた場所は、離れ小島にある小さな学校だった。

三年B組の面々は、そこで政府の役人を名乗る、謎の男・坂持金発から、

プログラムに選ばれたことを告げられる。

血で血を洗う悪魔のゲームはこうして幕を開けた……。

この作品、結構すごいです。

この小説はのちに映画化されて、大ヒットします。

主演は藤原竜也。当時、彼は十八歳、

過去の回想シーンで、小学生時代の主人公を藤原さんが直に演じていたのには笑ってしまいました。

いや、そこは代役使いなよと……。

で、共演は山本太郎。

現在の山本太郎を思うと物悲しくなるのは僕だけでしょうか。

で、その当時、『バトルロワイアル』で検索すると、

自作の小説やらssやらがワラワラとでてきました。

で、それを僕はネットカフェで一生懸命読んでいたのですが。

以下、ネタバレ有りの感想です。

この本が出たときの衝撃は今でも忘れられないです。

その日、近くの本屋に行ったら、小説コーナーにこんなポップが立っていました。

『あまりの内容の過激さ、凄惨さのために某小説新人賞を落選させられた問題作!』

それが本作、バトルロワイアル(以下、BR)でした。

その過激なあおり文句につられ、早速買って読んでみました。

最初、本屋で手にとってみた感想は『分厚いな!』

モノにはよりますが、たいていの小説作品というのは大体270ページから300ページくらいに収まるじゃあないですか。

ところがBRの場合は驚きの666ページ。およそ二倍のボリューム。

こりゃあ、読み終わるのに二週間はかかるかな……。そんなことを考えていました……が。

二日で読み終えてしまいました。

夜も遅いし、とりあえずちょっとだけ読んで続きは明日読もう。

そんなことを考えていましたが、考えが甘かったです。

とにかくページをめくる手が止まらない。続きはどうなんの? おう、それで!?

十二時で寝るつもりだったのに、時計の針はすでに二時、三時。

結局徹夜して半分まで読み進めました。そのせいで朝のバイトで死にそうになりましたが。

何故、この作品がそんなに面白かったのか?

それはやはり『生命を描いているから』ではないかと思うんですね。

確かにこのBRには残酷な表現が多いです。

バットで顔面をグシャグシャになるまで殴るシーンがあります。

目を指でほじくり返すシーンもあります。

映画版ではキ○○マをナイフでブッ刺すシーンもありました。

僕は一応、男なのでそのシーンを見たときは流石に前かがみになってしまいました。

でも、そこまで残酷な部分があるからこそ、ここまで命の大切さが描けたのではないかなと、思うのですね。

作中で命を散らしていく中学三年生の少年少女たち。

彼ら、彼女ら一人一人のバックグラウンドは違います。

しかし一部の生徒を除き、誰もが普通の中学生です。

好きな人がいたり、待っている家族がいたり。

そんな彼らが、儚くも懸命に生きようとするから、本作は素晴らしいのではないかと思います。

336*280レクタングル大
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