ビリーバット BILLY BAT 第1巻 ネタバレ感想 ケヴィン・ヤマガタが歴史の闇に迫る

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ビリーバットの感想です。
本当は、ずっと前に読み終わっていたんですけれどもね。当時、思ったことをできるだけ思い出しながら書いていこうと思います。

ストーリー

一九四九年のアメリカ。
日系二世のケヴィン・ヤマガタは人気コミック『ビリーバット』シリーズの作者。今日も今日とて締切に追われている。
そんなある日、彼の部屋にソ連のスパイを探るため(アカ狩り)、刑事がやってくる。その内の一人が、ビリーバットの原稿を見るや「同じ作品を日本で見たことがある」と言う。
「もしかしてビリーバットは、知らず知らずのうちに、誰かの作品を盗作したものでは?」
自作に疑いの目を向けるケヴィン。彼はビリーバットの原作者に許可を求めるため、単身日本に向かう。

 感想

『MONSTER』『20世紀少年』に続く、浦沢直樹さんのミステリー漫画。今度は氏自身のホームグラウンド『漫画』を舞台にした漫画です。
自分の漫画の謎を追う漫画家が、歴史のターニングポイントとなる事件(下山事件、ケネディ暗殺など)に関わっていく――という内容。僕は歴史には疎いのですが、十分に楽しめました。

ふと思ったんですが、ビリーバットのモチーフってアレですよね。世界的に有名なネズミの国の……。おっと誰かが来たようです。
そういった誰でも知っているようなキャラクターが、実は世界の様々な大事件に関わってきた……というストーリー展開は見事だと思います。浦沢さんの他に、ストーリー共同制作として、長崎尚志という人が関わっているのですね。ググって調べたのですが、浦沢さんとはデビュー間もないころからの付き合いなのだとか。
MONSTERといい、20世紀少年といい、ヒキのタイミングとか読者の関心を寄せる手法とか、絶妙ですね。同じ物書きとして見習いたいです。

しかし難点を言えば、登場人物が多い事ですかね。こういう歴史ミステリーモノでは仕方のない事なのかもしれませんが。チャーリーにスミス、フィニー大尉、来栖、雑風先生とてんこ盛りです。特にチャーリーなんて出てきてすぐに退場しちゃったので、ちょっと拍子抜けしましたね。

あと、ストーリーに必要のない事柄が多かった気がします。
特にイレズミの親分とか必要だったのかな……なんて思いました。親分のくだりを入れずに雑風先生のところにいけばよかったのではないかなと思いました。

でもまぁ全体的にストーリーテリングの技術は高いと思います。でも僕が浦沢作品で一番衝撃を受けたのは、やはりMONSTERですが。アレの一話は凄いと思いました。それまでは『YAWARA!』を読んでいたので、そのギャップが凄かったですね。同じ作家でも、こんなに違うものが書けるのかと、子供心にビックリしましたね。

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