ビリーバット BILLY BAT 5巻 ネタバレ感想 トニーとダイアンの闘い。トニーが勇気を振り絞って……

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この巻のお話

紆余曲折を経て、ケヴィン・ヤマガタはロサンゼルスに戻ってきた。
しかし、アトリエはもぬけの空になっており、アシスタントのチャック・カルキンも消えていた。
街へ出たケヴィン・ヤマガタは驚愕する。売店に売っていたのは、自分が描いたものとは全く別物となったビリーバットだった。
ケヴィン・ヤマガタが日本に行っている間、連載はアシスタントのチャック・カルキンが引き継いでいた。しかし、本家には敵わず、人気はダダ下がり。やむなく出版社の社長は、ビリーバットの権利をB・BATパブリッシングという会社に売ってしまったという。しかし、権利を撃った後、ビリーバットの人気は爆発。テレビでは『ビリーバットアワー』なる番組も始まり、世界進出まで視野に入れているという。
チャック・カルキンはまさに時代の寵児となっていた。しかし、ケヴィン・ヤマガタにとっては裏切りられた形だ。ケヴィン・ヤマガタはカルキンの屋敷に行くが、警備員に叩き出される。

失意のまま、ケヴィン・ヤマガタは西部劇の街に戻る。そこで新作の『ピストルヘアー』の執筆を始めるケヴィン・ヤマガタ。しかし、そこにまたもやビリーバットが現れる。
「本当に描きたいのは俺の話だろ? いいのか、あんなニセモノをのさばらせといて」
「本物を描けるのはおまえだけなんだぜ」
と、告げる。
その言葉を受けて、ケヴィン・ヤマガタはビリーバットの新作を描き始める。

一方、トニーとダイアン夫妻は、ニューヨークからダラスへの道のりを急いでいた。二人は白人と黒人のカップルだった。
途中、二人はロニーというヒッチハイカーを車に乗せる。
その夜、トニーはロニーに言われるままに『火祭り』に誘われる。ダイアンに止められるものの「すぐに帰るからと言って祭りを見に行くトニー。そこで彼が見たものは、KKK団による黒人の火炙りの現場だった……。
驚いたトニーは町へ車を走らせ、警察へ通報しようとする。しかし、ここは南部のディープサウス。黒人への差別が最も激しい地域だった。

 感想

久々に登場のトニーとダイアンの白人、黒人カップル。ふと思ったのですが、この漫画って普通に黒人のことを「黒んぼ」とか書いてますよね。大丈夫なんでしょうか、抗議とか来ないんですかね。でもウィキペディアを見る限り、海外の漫画賞をいくつか受賞していますよね。だとしたら問題ないと判断されたんでしょうね。

南部の街で白人による黒人殺害事件を見てしまったトニーとダイアン。警察署に駆け込むものの、出てきた保安官が黒人殺しの犯人と同じ人物。ここは南部の街。黒人に何があろうとも、誰も助けてくれない。そんな四面楚歌の仲、トニーとダイアンはいかに危機を脱するのか。

まぁ僕ならスタコラサッサと逃げますけどね。車が壊れてしまって、夜が明けないと修理ができないっていうのは仕方がないと思います。朝まで我慢して、修理屋が開いたら速攻で直してもらって、町からはオサラバですね。それでコネのジョンソン候補に連絡して一件落着です。

旦那が行方不明になった女の人? 気の毒には思うけれど、知ったこっちゃねぇですね。自分たちの身の安全が第一です。しかも妻が身重な体だっていうんだから、尚更です。

でもトニーはそうはしなかったんですよね。
最初はすっかりおびえていたのですが、ビリーバットの「正義は頭で考えるもんじゃない」というセリフを思い出します。そして犯人告発の為、一人警察署に向かいます。
こういう所がアメリカ的だなーと思いますね。まぁ漫画という面から見てもこういう展開じゃないと盛り上がらないですもんね。

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