ビリーバット BILLYBAT 12巻 ネタバレ感想 ケヴィン・グッドマンが主役に 偽チャック・カルキンの正体は

スポンサーリンク

この巻のお話

ケヴィン・グッドマンはプリンストン大学の学生。ゴールデンコーラの御曹司でもある彼は、優雅な学生生活を送っている。
その一方で、夜な夜な寮を抜け出しては、壁中の壁にイラストを描いては逃げていく。いつしか彼は、謎のアーティスト『ゴールデンバット』として、街中の噂になっていった。

ある晩、いつものように絵を描き上げたケヴィン・グッドマン。一息ついているところに、謎の女が話しかけてくる。
「この絵はいくらで売るの?」
あけすけに金の話をする謎の女に、ケヴィン・グッドマンは反発する。
「この絵は皆に見てもらうために描いたんだ。金持ちのために描いたんじゃない」
そしてケヴィン・グッドマンは彼女に続けて訊く。
「僕の描いた絵を持っていくのはあんたか?」
最近、ケヴィン・グッドマンの描いた絵が、誰かに持ち去られていくのだ。
しかし、女は「自分じゃない」と否定する。
「もっと恐ろしい奴らかもね」

感想

前巻のラストでちょっとだけ出てきたケヴィン・グッドマン。この巻からは、彼が主役です。
ケヴィン・ヤマガタが命をかけて助けたケヴィン・グッドマン。どんな男になったかと思えば、マイケル・ジャクソンにキムタクの軽さをたしたような青年になってしまいました(笑)。ケヴィン・グッドマンが級友に「録音しとけ」っていっていた曲が、マイケル・ジャクソンの『スリラー』と同じベースラインだったっていうのが、印象的。
どうやら彼がケヴィン・ヤマガタの次のビリーバットの書き手となるのでしょうね。

偽チャック・カルキンの過去が明らかになりました。
彼の正体はドイツ人で、第二次大戦中に、ヒトラーの命を受け、アメリカに潜入したのですね。その命令というのが「アメリカに行ってビリーバットを広めろ」というもの。
偽チャック・カルキンの簡単な過去は分かったのですが、結局彼の本名は分からずじまい。彼は元は脱走兵で、処刑されるところをヒトラーに助けられた、という経歴。しかし、それ以前の経歴は不明。ナチスに囚われる前は、どんな仕事をして、どんな家族構成だったかも不明。たしかウィキにも本名が載っていなかったような。浦沢作品は、サブキャラも掘り下げるのが特徴なのですが、偽チャック・カルキンはあまり掘り下げられなかったですね。珍しい。殺し屋ヘンリーの家族を一巻丸々使ってやるよりも、偽チャック・カルキンの過去を詳細にやった方が良かったと思うのですが、どうでしょうか。

明智監督が再登場です。年をとって、チョビヒゲを生やしてましたね。味のある人なんで、これからジャンジャン出てきてほしいですね^^
ケヴィン・グッドマンと食べてた月見うどん、美味しそう……。僕も今夜のメニューは月見うどんにします(笑)。

 関連記事

ビリーバット BILLY BAT 第1巻 ネタバレ感想 ケヴィン・ヤマガタが歴史の闇に迫る

ビリーバット BILLY BAT 2巻 ネタバレ感想 年代が飛びに飛びます。

ビリーバット BILLY BAT 3巻 ネタバレ感想 忍者の勘兵衛と百地丹波守の話は一応は終わり

ビリーバット BILLY BAT 4巻 ネタバレ感想 ケネディ暗殺犯のオズワルドが主人公です

ビリーバット BILLY BAT 5巻 ネタバレ感想 トニーとダイアンの闘い。トニーが勇気を振り絞って……

ビリーバット BILLY BAT 6巻 ネタバレ感想 オズワルドは英雄にならなかったからこそ英雄になれたんですよね

ビリーバット BILLY BAT 7巻 ネタバレ感想 ヤマガタとグッドマン、二人のケヴィンが出会います

ビリーバット BILLY BAT 8巻 ネタバレ感想 ケヴィンとジャッキーは、ビリーバットの謎を追って日本へ

ビリーバット BILLY BAT 9巻 ネタバレ感想 アインシュタインと会う雑風 明智監督も登場

ビリーバット BILLY BAT 10巻 ネタバレ感想 ヘンリーの両親の、ゲイリーとシシーのお話です

ビリーバット BILLY BAT 11巻 ネタバレ感想 ヘンリーと唐麻雑風編は終わり ケヴィン・グッドマンが登場

ビリーバット BILLYBAT 13巻 ネタバレ感想 アケチ監督が巻き込まれた歴史の闇 アポロ計画の真相とは……

ビリーバット BILLYBAT 14巻 ネタバレ感想 1巻の裏側がわかります

ビリーバット BILLYBAT 15巻 ネタバレ感想 ジャッキー・モモチが再登場です。

ビリーバット BILLYBAT 16巻 ネタバレ感想 ティミー・サナダの登場です

ビリーバット BILLYBAT 17巻 ネタバレ感想 ティミーにコウモリは見えているのか!?

ビリーバット BILLYBAT 18巻 ネタバレ感想 オードリー・カルキンって実はいい奴なんですよね

ビリーバット BILLYBAT 19巻ネタバレ感想 アケチ監督とマギー・モモチは、一路チベットへ

ビリーバット BILLY BAT 20巻 ネタバレ感想 人は何か指名を帯びて生まれてくるんですよね

336*280レクタングル大
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする