響~小説家になる方法~ 2巻 ネタバレ感想

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前巻までのあらすじ

結局、響とふみの初コンタクトは響が一方的に電話を切るという形で終わる。

ところ変わって北瀬戸高校。部長のリカの発案で、北瀬戸高校文芸部は部誌を作ることになる。

かよはライトノベル、リョータはジュブナイルとバラエティに富んだ作品が集まった。

しかし、リカは響の原稿を読んで、そのあまりの出来栄えに愕然とする……。

感想

この巻で結局、響とふみは初対面を果たすことになる。もうちょっと引っ張るかなーと思っていたので、結構あっさり済んだなーといった印象。

まぁ早く響とふみを会わせなけりゃ、デビュー云々といった話ができないから、当然といえば当然かもしれない。

デスノートみたいに、お互いがお互いを探す、といった展開も見てみたかった気がする。

もう一つ、この2巻でリカが祖父江秋人の娘であることが明かされる。

1巻で散々伏線張られてたけど、2巻で謎が回収されました。

掲示板ではリカか響か、どっちかが祖父江秋人の娘だろうといわれてたけれど、結局リカのほうでした。

ちなみに僕は、響が祖父江先生の娘だと思ってました。

見事に外れ。

この巻で印象に残っている話。

第9話『才能』

冒頭で、売れない作家・中原愛佳が出てくる。

新刊の売れ行きが芳しくなく、編集者からも「次回作はウチでは出せない」と通告される。

しかし、それでもプロとしての生活にこだわる中原。

彼女は電話口で「……書きます」とか細い声で伝える。

電話を切った後、彼女は小さな男の子がいる母子連れとすれ違う。

「自分にもあんな未来があったかもしれない……小説家という道を選んでいなければ……」

ありえたかもしれない未来に思いを寄せる中原。

しかし、待ち受けているのはプロ作家としての過酷な現実。

中原は気分直しに、図書館にあった文芸誌を手に取る。

しかし、それは響の作品の載った、北瀬戸高校文芸部の部誌だった……。

第9話『才能』では、作家・中原愛佳が描かれている。

どんな分野でもそうだろうけれど、プロになれるのは一握りだし、

そのプロでもトップレベルでやれるのは、さらに一握りだ。

あなたの身近にも、何かを目指していて、途中であきらめた人がいるかもしれない。

(もしかしたら、あなた自身がそうかもしれない)

しかし、重要なのは途中で挫折した云々ということではないと僕は思う。

挫折した後で、どういう風に生きるかではないかと思うのです。

作中に登場した作家・中原のした決断は勇気あるものだったと思う。

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